Cのコードを用いてメジャーコード・マイナーコードの解説をしましたが、では C以外をルートにしたコードはどのように考えたらいいのでしょうか?
今回はB♭を例に一緒に考えてみましょう!
【復習】
Cメジャーコードは、Cメジャースケールの1度・3度・5度を重ねたコード。
そしてCマイナーコードは、Cメジャーコードの3度を半音下げた、1度・短3度・5度からなるコード。でしたね。



B♭についても同じように考えて、B♭メジャーコード・B♭マイナーコードをつくってみましょう。下の図を参考にしながら考えてみてください。

B♭メジャーコードは、B♭メジャースケールの1度・3度・5度、つまりB♭・D・Fからなるコードになります。

B♭マイナーコードは、B♭メジャーコードの3度を半音下げた、1度・短3度・5度、つまりB♭・D♭・Fからなるコードになります。

つまり、一般化すれば、
メジャーコードは、そのコードのルートから始まるメジャースケールの1度・3度・5度からなるコード。
マイナーコードは、メジャーコードの3度を半音下げた、1度・短3度・5度からなるコードになります。
これを把握していれば、それぞれのメジャースケールから1度・3度・5度を選んでくることで、どの音をルートに持つコードであっても、自分でコードをつくることができるようになりますね。