メダカを卵から成魚まで確実に育てる方法

アクアリウム

今回はメダカの卵を孵化させて稚魚を成長させ、成魚になるまでの管理方法をご紹介します。

実際に奇形の個体を除くすべての個体を成魚まで育てることができた方法ですので、メダカが卵を産んで増やしたい方、ネットでメダカの卵を購入して確実に成魚まで育てたいと思った方は、是非参考にしてみてください。

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卵は成魚と分ける

親メダカは卵や生まれたばかりの稚仔魚を食べてしまいます。メダカが産卵し卵が取れた場合は、親メダカが食べてしまう前に別の容器に移しましょう。

お腹に卵をつけている個体を網ですくってやさしく卵を採取するか、産卵床を使って、産み付けられた卵を回収します。メダカ用産卵床完成品 タマゴ産みますよ 11cm 9個入り ハンドメイド 産卵草

卵の洗浄と管理

ネットで卵を購入した場合、メチレンブルー(消毒剤)に入れて処理してあることが多いですが、自宅で卵を採取した場合、自分で処理する必要があります。

卵の周りには付着糸があり、この糸で水草に絡みつきます。

卵を指で優しくつまんで転がし、この糸を取ってやると、卵同士がくっつかず、ひとつひとつばらけてくれると思います。この作業によって卵にカビが生えることを防いだり、死卵の影響を他の卵が受けにくくなります。受精卵は十分な強度があるので、つまんだくらいでは潰れることはありません。

卵は水道水に入れても大丈夫です。あえてカルキ抜きをしていない水道水に入れて消毒しましょう。

25度で10日間ほどで孵化しますが、1週間ほどは小さめの容器に水道水を入れたもので管理して、その後生まれる前に飼育容器に移します。

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飼育容器を用意する

生まれた稚魚を育てる容器を用意します。

100円ショップの虫かごや靴ケースなど、大きめの容器があると、水量が十分に入るので水温や水質の変化が少なく管理が容易になります。

お勧めはタッパーですが、買ったばかりのものはよく洗わないと、孵化後にうまく育たないケースがあるので、注意しましょう。新品のタッパーは洗うと少しヌメリがあるので、そのヌメリが取れるまでよく洗います

孵化後の餌

メダカを卵から孵して成長させるときに一番厄介なのは孵化から2週間目までの餌の与え方です。

この時期は常に餌を必要としており、人工飼料を細かくすりつぶしたものを、1日少なくとも2回以上は与えましょう。ヒカリ メダカの舞 ネクスト 100g

小さなすり鉢に一般的な熱帯魚の餌を入れ、擦り潰します。乳鉢が有れば細かくすりつぶせるので、ベストだと思います。磁製乳鉢 90mm 乳棒付

これでもかというくらいに、できる限り限界まで細かく擦り潰しましょう。

これくらいまで細かくなったら、擦り潰したものを容器に移して、与えやすい様に保管します。

餌やりのポイント

孵化から2日間はお腹に付いている卵黄を吸収して生きているので、餌は全く食べません。孵化後48時間後、3日目の朝頃からは、餌を食べる様になるので、細かくした餌を与えましょう。

孵化直後の様子 お腹に卵黄を蓄えている

孵化後1〜2週間目までは、1日に少なくとも2回餌やりをする事で、確実に成長させることができます。小さい間は口が非常に小さいので、可能な限り細かくした餌を与え、胃袋も小さいので、回数を分けて少量ずつ高頻度で餌やりするのが理想です。

粉状の餌を与えると水面に油膜が張ることがあるので、大きめのスポイトなどを用いて油膜を取り除きます。油膜は酸欠やを起こしたり、餌を食べにくくなったりするので、適度に吸い出しましょう。

2週間飼育できれば、その後の飼育は簡単です。お好きな水槽に移し、細かめの餌を与えて、丈夫に大きくなるまで育てましょう。スドー 特撰メダカの餌 稚魚用 30g

水換えは?

底面に餌やフンが溜まったら、それらを吸い取る様に水換えをします。水換えは大きめのスポイトを使うと、ピンポイントで吸い出せるので、稚魚を一緒に吸ってしまう事故が起こりにくいです。

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この掃除によって減った水を、一晩以上汲み置きの水道水を足して水換えします。換水量は全体の3〜5割で大丈夫です。特に水質はシビアにならなくても、換水時の水温に大きな違いがなければ問題ありません。

油膜が張っているようであれば同じくスポイトで除いてあげます。

最後に

やはり卵から自分の手で成魚まで育て上げると愛着も倍増です。是非みなさんもご自分の手でメダカを増やしてみてください。

今回の内容はYouTubeにもまとめていますので、是非こちらもご覧ください!

オークションで購入したメダカの卵を確実に育て上げた方法

ボトルアクアリウムにも最適!

メダカは少数であれば小さめの容器でも飼育が可能なので、ボトルアクアリウムにも最適です。ボトルアクアリウムの始め方はこちらのページで解説しています!