ジャズのアドリブ演奏とはどのようなものなのか?

アドリブ演奏

アドリブと聞いても一体何を考えてどのように演奏しているのか、イメージがわかない方も多いと思います。

自分がアドリブを弾くという最終ゴールをイメージしてもらいやすくするために、アドリブ中に奏者がどのようなことをしているのか、またアドリブ演奏をするためにどんな練習をしているのか、解説していきたいと思います。

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ジャズの演奏において、アドリブを入れるタイミングは?

楽譜1周目のテーマ(曲のメロディ)が終わった後に、その曲のコード進行を何度も繰り返し、その上でジャズのアドリブ演奏が行われます。

ジャズにおけるアドリブとは、曲のコードに合わせて、瞬時に自分なりのメロディを作曲すること、というとわかりやすいでしょうか。

アドリブが終わると次のアドリブ奏者にバトンタッチし、全員のアドリブ演奏が終わったら、最後にまた曲のメロディを一巡して終わりです。

アドリブの最中、奏者は何を考えているの?

デタラメに音感で音を並べているわけではありません。コードに合った音を選ぶためには、様々なアプローチの仕方があり、奏者はあらかじめそれを学び、練習しています。

アプローチの例として、例えば楽譜のコード進行に合わせて、コードの構成音(コードトーン)を即座に並べ、それらの音のならびをカッコよくつないでいく技術。

他にも、コード進行に合わせて様々な種類のスケールを使い分ける技術など。

アドリブを習得するには、コード・スケールを理論的に学び、フォームや音感を身体で覚えるまで練習する必要があります。

そして実際のアドリブ中には理論をいちいち細かく考えて弾いている暇はありません。音楽表現をするのが目的なのに、演奏中に理論ずくめになってしまっては、硬い演奏になってしまい、自由な表現ができません。

知識を消化し、身体で覚えるまで練習を積む必要があります。

アドリブ演奏習得は一種の言語習得である

コード進行に合った音を選んでアドリブ演奏をするためには、音楽理論の勉強が必要であり、さらに学んだことを身体に覚えこませるまで練習する必要があります。

その意味でアドリブ演奏能力の習得は、言語習得と似ています。

文法書で英語を学んでいるだけでは、いつまでたっても英会話ができません。しかし実際に外国人と英語を話す機会が増えると、自然と文法など気にしなくても話せるようになるのです。

アドリブも、セッションなどに参加して積極的にアドリブ演奏をする機会を増やし、知識や基礎練習が実際のセッションの場で、会話として通用するようにしていくことが肝心です。

そのためにはある程度の場数が必要になります。

さらに音楽は世界共通語であることも忘れてはいけません。音楽ができて、アドリブもできれば、音楽で世界のあらゆる人とコミュニケーションがとれますね。

アドリブは他のプレーヤーとの楽器を使った会話といえそうです。

最後に

先ほど述べたように、アドリブ習得には、音楽理論の勉強、実践が大切です。

楽器で自由にアドリブ演奏できるようになったら音楽がもっと楽しめるのではないでしょうか?