今回はジャズを始めるなら必ず用意しておきたい、ジャズ・スタンダード・バイブル、いわゆる黒本と呼ばれる、スタンダードジャズの楽譜についてご紹介します。
なぜ必須なのか? ジャズセッションでみんなが使っている!
ジャズスタンダードバイブルは、ジャズをやっている人の間では、表紙が真っ黒であることから『黒本』と呼ばれたり、略して『スタボン』と呼ばれたりします。
日々の練習にも必須
初心者がコードの練習をするには、実際にジャズの曲のコードを演奏してみるのが1番の近道です。僕も実際にジャズピアノを始めようと決めたとき、黒本を購入し、知っている曲のコードを押さえる練習をしました。
スケールやコードの勉強も、理論書に留まらず、黒本に載っている実際の曲で実践的に勉強するようにしています。
黒本は紙媒体なので、楽譜に書き込んで理解したり、書き込みを参考にしながら演奏することもできます。
また、どの曲もジャズの曲の中では非常に知名度の高い曲であるので、黒本の曲を練習しておくことで、セッションに行ったときに普段の練習を生かすことができます。
収録曲の例
◎ All Blues
◎ All The Things You Are
◎ Autumn Leaves
◎ Billie’s Bounce
◎ Body And Soul
◎ Cantalope Island
◎ Caravan
◎ Chicken, The
◎ Confirmation
◎ Days Of Wine And Roses, The
◎ Girl From Ipanema, The
◎ Impressions
◎ Night In Tunisia, A
◎ Oleo
◎ On Green Dolphin Street
◎ Samba De Orfeu
◎ Someday My Prince Will Come
◎ Spain
◎ Summertime
◎ Wave
管楽器の調に合わせた版も販売されている他、持ち運びしやすいハンディータイプも販売されていて、日々持ち歩いて勉強したり、荷物が多くてもセッションに持って行きやすいですね。